山に染む

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黒滝山~白滝山(広島県) 摩崖仏と展望のゆるハイキング

こんにちは。sasamiです。

ついに中国地方も梅雨入りして連日の雨予報ですね。

雨が降ったら山は登りません!な私にとって、憂鬱な季節です。

雨の山は好きだけどね。カッパ着て登るのが嫌なんよね。

 

さて、先日、広島県の忠海町にある、黒滝山と白滝山に登ってきました。

この二つの山はだいたいセットで登られることの多い山です。

標高は低いですが、縦走を楽しんだりはもちろん、どちらか一つだけでも楽しめます。

危険個所はなく、子供連れや登山初心者にもおススメの山です。

 

そして、この二つの山たちは、20年前にsasamiが「登山」を意識して登った、始めての山でもあります。

 

黒滝山(くろたきやま)

黒滝山は竹原市忠海町にある山で、標高は260メートルです。

黒滝山は地元の方々にとても大切にされている山のようですね。。

山腹には岩に観音像が彫られており、ミニ西国三十三か所巡りをすることもできます。

山頂には出雲大社や大峰神社、石鎚神社を勧請した石祠があり、ミニ鎖場なんてのもあったり、古くから信仰の山としても登られていたようです。

お正月にはご来光登山イベントがあり、大勢の人が山頂を目指します。

 

白滝山(しろたきやま)

白滝山は三原市小泉町にある山で、標高は340メートルです。

山頂には白滝山龍泉寺があり、八畳岩と言われる巨大な岩々に磨崖仏が彫られていることで知られています。

ふもとの駐車場からなら普段着で簡単に登ることができます。

 

黒滝山から白滝山を周回

今回は、黒滝山登山口から黒滝山山頂へ、そこから縦走し白滝山の南側から白滝山山頂へ、その後、黒滝山へ戻ります。

登山口は黒滝山、白滝山どちらからも登って縦走できます。
ただ白滝山は本郷からの道は現在は災害で通行止めのようです。

 

黒滝山登山口駐車場からスタート

今日は黒滝山登山口に車を置いて出発することにします。

駐車場には3~4台停められます。

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標高も低いですし、日中は気温が高くなるだろうと、早朝から登り始めました。

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登り始めは整備された道です。

バイオトイレもありますので、ありがたく利用します。

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休憩所のさくら堂です。
ここは春は桜の名所らしく、お花見客で賑わうようですよ。

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さくら堂の下に作られた池には小さい鯉?たちが。

お腹がすいているのか口をパクパクしながら一斉に寄ってきましたよ。

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残念ながらエサは置いてませんでした…。

 

そこからは整備された山道になります。

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黒滝山山頂広場までは特に危険箇所や迷うようなところはありません。

しばらくば木陰の遊歩道です。

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乃木将軍が座ったとされる腰掛岩や、平山郁夫画伯のスケッチの場所など。

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そして、B級感満載スポット、幸福の鳥居です。

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幸福の鳥居は、これをくぐると幸福になれると言うもので、けっこうシビアなサイズの鳥居が二つ並んでいます。

私はまだチャレンジしたことないです。

いや、だって、ねぇ…(笑)

まぁ大概の人はくぐれるんじゃないかなぁとは思うけど、なにぶん太め体型なので。

一人チャレンジして、もし詰まってしまったらと想像すると恐ろしい。

誰も来ないのも怖いし、人が来て助けてもらうのもまた気まず過ぎます。

何人かのグループでワイワイいいながらチャレンジするのが良いのではないでしょうか。

 

そんなことを考えながら登っていると、開けた場所に出ました。

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黒滝山の岩場が見えます。
景色はいいですけど、影がなくなると暑いですね。

 

観音堂と、展望広場への分岐です。

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今回は鎖場を登るので観音堂へと向かいます。

観音堂にはお堂と釣り鐘があります。せっかくなので、鐘を一撞き。

 

観音堂のすぐそばに石鎚神社への鎖場があります。

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初心者は小さい子供連れの方々は、観音堂から引き返して山頂広場へ向かいましょう。

山頂広場からも石鎚神社へ行けますよ。

山頂広場は広く、休憩所やトイレなんかもあります。

 

さて、では鎖を登ります。

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といっても傾斜はそこまでなく、足場もそこそこありますので三点支持ができる人なら楽勝だと思います。

愛媛の石鎚神社の鎖場は登られすぎて足場がツルツルで怖かったですが、それに比べればまぁ…。でも気を引き締めて登りますよ。

こういう岩場は天気が良いと蛇がいそうで怖いのよね。

夏場はスズメバチの話も聞きますので、十分注意してください。

 

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石鎚神社。

向こうに見えるのが、出雲大社と大峯神社の石祠。

 

その石祠から、瀬戸内海を望む。

f:id:sasami_to-rino:20190627222008j:plain手前の小島が「うさぎ島」の大久野島。その向こうが大三島です。

天気の良い日は石鎚山まで見ることができますが、あいにくと本日は曇り空です。

 

眺めを楽しんだら、白滝山へ。石祠の裏手に縦走路があります。

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この分岐を右が山頂広場、左が縦走路です。

山頂広場はすぐそばなので、鎖場から登った方は寄り道してもよいかも。

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標識があります。

遠くに見えるのが白滝山です。

これから向かう山が見えると、モチベーションが上がりますね~。

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黒滝山の西側には、岩っぽい山の259ピーク、その向こうが歓喜山と平家山。

あの岩々した259ピークがいつも気になるのですが、登れたりするんですかね。

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こんな階段状の道をいったん下ります。

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なだらかな縦走路に出ました。

道は適度に木陰があって涼しいです。

基本的にメインの登山道ははっきりしてますが、里山ですので、あちこちに分岐がありますので注意。小さい標識など見落とさないように。

という私は今回、道を間違えた…。

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まずT字の分岐があります。白滝山への標識がありますので(写真撮り忘れた)そちらをに向かいます。

そして、しばらく行くと縦走路二つ目の分岐です。

左は白滝山駐車場へ向かう道で、これは帰りに歩く予定。なので右の細い道へ向かいます。

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普通に登山道を歩いてると、アスファルトの道路が見えてきました。

 

あれ、なんか思ってたのと違うところに出ましたよ。

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どうもT字路分岐を標識の左でなく右に行かなければいけなかった模様。

アスファルトの林道を右に向かいます。左に行くと白滝山駐車場です。

ここ前も間違えたんですよね…。

 

この砂防ダムの道に出たかったのにぃ…。

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向かいに、白滝山の南側の尾根への登山口があります。

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しばらく歩くと、開けた急登の登山道となります。

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なかなかの急登で、日も高くなってきたこともあり、汗が吹き出します。

登りが苦手な人はこちらを下りに使うという手もありますが、風化した花崗岩の滑りやすい急登のザレ道。

sasamiの大嫌いなタイプの道です。なので登りで。

 

展望台が見えてきましたよ~!

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展望台で一休み。風が涼しい。

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去年の豪雨時の土石流の跡が見える。今、こんな場所が広島県には何か所もあるよ。

なかなか草木が生えないんですよね。

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展望台から龍泉寺と白滝山山頂を見ます。

右にある岩まで行きますよ。

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白滝山龍泉寺です。

ここの住職さんはアメリカ出身の方(現在は帰化されてます)だそうで、以前、見かけたことがあります。

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龍泉寺境内にはトイレもあります。

 

境内の左横に白滝山山頂への道があるのでそちらへ向かいます。

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コンクリート製の傾斜のきつい道を登ります。

私、途中で並走する山道に入りました。そこは自己責任でどうぞ。

 

白滝山山頂です。

ここでもやっぱり釣り鐘が。「あると撞いちゃうよね~」と、鐘をひと撞き。

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さて、お楽しみはここから。

展望の八畳岩へ向かいます。

 

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この岩を登ると…。

 

360℃の展望を独り占めです。

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瀬戸内海から登ってきた黒滝山まで一望できます。

左端にしまなみ海道の多々羅大橋が見えますね。

 

こちらは反対側の本郷方面。遠くに広島空港が見えます。

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八畳岩の上で買ってきたおにぎりを食しつつ、ホゲーっとます。

ツバメが二羽ひゅんひゅん滑空してます。食事中ですかね。

何度来てもここは気持ちの良い場所です。

 

さて、そろそろ帰ります。

遊歩道には何か所か、巨岩に摩崖仏が彫り込まれています。

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実はこの上に座ってボーッとしてたわけで、冷静に考えたら不謹慎なわけですが、まぁバチは当たったという話は聞かないので良しとします。

 

巨岩のふもとでは蛇が気持ちよさげに日向ぼっこ中。写真撮っても動きやしねぇ。

そうか、おまえも気持ちいいか。

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下山は白滝山駐車場方面に向かいます。

こちらは駐車場まで舗装された道が続きます。

これを登りたくなかったので、下山ルートにしたんですよね。

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舗装されて歩きやすい道なんですが、傾斜が微妙にキツイんですよ…。

 

途中で崩落してる箇所がありました。

展望台から見た土砂崩れあとの場所はここですね。

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白滝山駐車場へ着きました。

現在は小泉からの道が崩落して通行止めです。

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最初に登った時はここに車を停めて、白滝山から黒滝山と周回してきたのですよね。

登山の知識も情報も無かったころです。

 

黒滝山へ向かう登山口があります。

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あまりきつい登りもなく、整備された気持ちの良い道がずっと続きます。

 

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平家山方面へ行く分岐が何か所かありますが、そちらへは行かないようにしましょう。

 

朝歩いてきた道へ合流し、しばらく歩くと黒滝山山頂への階段と、そこを巻く道の分岐に到着します。

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元気な方はもう一度、黒滝山山頂へ戻っても良いですが、私はもちろん巻きますので右の道へ。

途中で観音堂へ至る登山道がありますが、途中に崩落している箇所があり、現在は通行止めとなってます。

20年前はそこから鎖場をとおって山頂へ登った記憶がある…。

 

ゆるやかな竹林の下り坂です。

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朝、出会ったおじさんから今年はイノシシが多いからと言われてて、その割にはあまり痕跡がなかったのですが。

この道はイノシシが掘り返してボコボコです。

竹林ですし、タケノコ目当てでしょうか…。

 

この小屋が見えてきたら、さくら堂の近くへ来た印です。

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道は二手に分かれますが、どちらもさくら堂へ戻れますよ。

さくら堂でしばし休憩したのち、帰路につきました。

 

山行を終えて

何度も登っていますが、飽きない山ですね。

黒滝山は春は桜の名所。ミニ三十三観音石仏巡り。岩場の鎖場。

白滝山は龍泉寺、摩崖仏に八畳岩。

そしていずれの山頂からも、素晴らしい展望。

真夏は暑いので、秋から春にかけてがおススメです。

今回、道を間違えてしまって反省です。と言っても、一度歩いたことのある道だったので良かったですが。やっぱ里山は侮れませんね。

 

山のデータ

【駐車場】
 黒滝山登山口駐車場に数台。
 いっぱいの場合は少し先に広い路肩があり、そこにも停めることができます。

【トイレ】
 登山口を少し登るとバイオトイレがあります。

【コンビニ等】
 国道185号線沿いにセブンイレブン竹原忠海店、ファミリーマート忠海駅前店があります。いずれも登山口から約2㎞5分ていどです。

【入浴】
 残念ながら近くにはありません。
 竹原市の湯坂温泉賀茂川荘(13:00~19:00大人800円)が車で30分程度にあります。
 対岸の大久野島へ船で渡れば、休暇村内にせと温泉(11:00~18:00大人410円)があります。

【その他】
 もっと歩きたい方は、JR忠海駅から登り始めることもできます。登山口への標識も出ています。舗装路ですが、なかなか風情のある小道ですよ。
 駐車場は忠海港第2駐車場が利用できますが、休日は船客で混みあうので注意です。

 

山行記録

 

 

合計時間: 3時間16分(休憩含む)

歩行距離: 5.91km

最高点の標高: 346m

最低点の標高: 62m

累積標高 (上り): 686m

累積標高 (下り): 669m