どうも、こんばんは。
ラジオを聞いてたら今日のことを「平成最後の木曜日」とか言ってて、なんか日本人ウザい…とか思ってしまった、生粋ジャパニーズsasamiです。
なんだろ、この何でもかんでもイベントにしてやれ的な最近の風潮…。
さて、今回は足の調子が悪いけどどっか歩きたい…ということで、ずっと気になってた葦嶽山に登ることにしました。
葦嶽山(あしたけやま)
葦嶽山は広島県庄原市にある標高815mの山です。
神武天皇陵とも言い伝えられ、ピラミダルな山容と巨石群は古代遺跡の謎とされており、別名「日本ピラミッド」と呼ばれています。
交通標識にも葦嶽山でなく日本ピラミッドと書かれるほどです。
「日本ピラミッド」については詳しくはWikiなどで調べてくださいね。
今回の山行計画
野谷登山口から鬼叫山、葦嶽山へと登り、野谷下山口へと戻ってくる計画です。
野谷登山口から登山開始
oh…。またクマですか。
平成27年の文字を見てちょっと安心、気を取り直して歩き始めます。
こんな感じの想像していた以上に整備された道が続きます。
登山中はいつも某アプリでGPSログを取りながら歩いているのですが、見ると携帯が圏外ではないですか。
「マジですか」思わず独り言です。
地図が前もって落としてなかったので表示されません。
これには少し焦りました。道はちゃんとしてるから大丈夫だとは思うのですが…。
ちょっと登って明るくなってきた頃に携帯をみるとアンテナが立ってます。
地図も無事、表示されました。よかったよかった。
これからはツツジが盛りですね~。
登山道は何度か川を渡ります。
最初はゆるい傾斜ですが、山頂近くになるとだんだん傾斜が増してきます。
急坂を登りきって、葦嶽山と鬼叫山の間の鞍部に到着。
ここに休憩所と、説明板があります。まずは巨石群がある鬼叫山へ向かいます。
供物台
獅子岩
鏡岩
桓武岩、などなど…。
まぁなんというか、「ふーん」としか言いようがありませんな。人の想像力ってすごい。
でも桓武岩の直線に切られたような岩はちょっと気になりました。
あちこち見学したあと、鬼叫山の山頂へ行くことにします。
登山道は巨石群までしか整備されておらず、鬼叫山山頂までは笹薮をかき分けて進みます。
ここは過去に道迷いの遭難事故が起きた場所らしく、注意が必要です。
目印のリボンと薄い踏み跡を外さないように歩きます。
鬼叫山山頂。
展望はありません。
この山から葦嶽山を遥拝したという話ですが、木が育ってもうよく見えません。
帰りも慎重に道を探しながら歩きます。
これ夏場の草が生い茂った時期だと(今も笹が茂ってるけど)、道がわからなくなりそうですね。
鞍部に戻り、次は葦嶽山山頂を目指します。
滑りやすい急登を登ること5分で山頂です。
眺めは良いです!
今日はあまり歩かないので、おやつだけです。
食べかけ(笑)のクリームサンドクラッカー。うまし。
が、口の中の水分をみんな持っていかれる…。
山降りたらこの後どこへ行こうかなぁとぼんやり考えながら、もぐもぐタイムを楽しみます。
この日は気温が25度をこえ、夏日になりました。
おかげで虫もたくさん出てきました。特にメマトイ…。
それでは下山開始です。落ち葉とザレた花崗岩とで、滑りやすい道でした。
というか一回、滑って尻もちつきました~。
来た道を歩き、車を置いた駐車場へも戻って本日の山行は終了です。
【おまけ】
下山した後は、東城三本桜のひとつである、千鳥別尺のヤマサクラが満開ではないかと思い立ち行ってみました。
東城町には樹齢が数百年と言われる一本桜が3つあり、千鳥別尺のヤマサクラは400年と言われています。
思惑通り満開♪
翌日は強風&雨だったので、タイミングがよかったかもしれません。
山行を終えて
調べてみたら葦嶽山が日本ピラミッドとして断定されたのは1934年だそうで昭和9年、戦前じゃないですか!
60年代くらいかと思ってましたよ。
休憩込みで2時間のゆるハイキング。足も痛くならず。
ピラミッドパワーをもらえたかな~?
山のデータ
【トイレ】
登山口にありますが汲み取りです。苦手な人は下記【コンビニなど】参考。
【駐車場】
登山口に数台停められます。
【コンビニなど】
道の駅リストアステーション(約14㎞18分)
セブンイレブン庄原インター店(約13㎞17分)
【その他】
立ち寄り湯にかんぽの郷庄原があります。
11:00~20:00、11:00~18:00(GW、お盆、年末年始)/大人、650円
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山行記録
合計時間: 2時間1分
沿面距離: 3.76km
最高点の標高: 818m
最低点の標高: 471m
累積標高 (上り): 435m
累積標高 (下り): 437m
※今回の写真はVGAサイズでの撮影でして、画像が荒いです。ご容赦ください。