山に染む

ひとりで楽しむアウトドア。登山・キャンプ・車中泊・アレコレ

恐羅漢山(広島県)雪解けの原生林を歩く

こんにちは。sasamiです。

ジャンバラヤを作ったら、ほち飯(米に芯が残った状態)になってちょっと悲しい。

でも味は旨いのでよく噛んで食べます…。

 

さて、

4月16日、広島県最高峰の恐羅漢山へ登ってきました。

この山へ登るのはこれで6回目。一番最初はもう20年前のことで、その時は大規模林道がまだできてなかったのか、恐羅漢公園線から狭い道を走って登山口まで行ったのを覚えています。

そして帰りは十方山林道のダート道を通って吉和に抜けた記憶が。若さって無謀だ。

 

恐羅漢山(おそらかんざん)

恐羅漢山は広島県の最高峰の山で、標高は1,346.4mです。

今でこそ、麓にはスキー場があり大規模林道も敷かれ、レジャーの山となってます。

が、奥に入ると山は深くツキノワグマの生息域でもあります。

冬は豪雪地帯となり、数年前には遭難事件がありました。

恐羅漢山 - Wikipedia

 

恐羅漢山~旧羅漢山~台所原を歩く

今回のコースは、牛小屋高原登山口から夏焼峠経由で恐羅漢山頂を目指します。

そこから旧羅漢山を往復したのち、恐羅漢山近くの分岐から台所原へ。

古い林道を歩き、早手のキビレ、夏焼峠、牛小屋高原登山口へと戻ってくる計画です。

 

牛小屋高原登山口から登山開始

恐羅漢エコロジーキャンプ場の駐車場に車を停めて、準備をします。

さすがこの時期の平日には車が停まってないですね。

先週は雪が降ったそうですが、今日はもう、その気配もありません。

恐羅漢山への最短コースはスキーのゲレンデを直登する立山コースですが、すぐ着くし急登なので面白くありません。

今日は夏焼峠経由でのんびり尾根歩きを楽しむことにします。

 

登山口です。

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スキー場とキャンプ場の間の道を歩きます。

セラピーロードなので勾配は緩やかで、時々ベンチもあります。

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 夏焼峠の分岐に着きました。まっすぐ行くと砥石郷山です。今回は左へ。

 

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ここからは登山道らしくなってきます。

この時期に歩くのは初めてですが、葉が茂ってないので空が広いですね。

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木の根元が同じ方向へ曲がってます。雪の深さを物語ってますね~。

 

途中、こんな巨樹がたくさんあります。

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標高1300mくらいから雪が現れました。

残雪があるところを通ると涼しいです。

この日は暑かったのでちょっと癒されましたね。

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山頂に着きました。

ここは変わらないなぁ。

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眺めは良いですが、ちょっと霞んでますね。

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まずは先に旧羅漢山を往復してくることにします。

旧羅漢山まで行くのは久しぶりです。

というのも、途中の原生林の中が葉が繁ってて暗くてなんというか、クマがその辺に潜んでそうな感じで、一人で歩くのはちょっと怖いんですよね。

足元も湿っててジメジメしてるし…。

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と思いながら進むと、なんと明るくて見通しの良い道ではないですか。

そうか、いつもは夏で葉が生い茂ってるけど、今はまだ葉が出てないからか!と納得。

 

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いつもはジメジメしてちょっと気持ち悪いところも、すっきりしてました。

といってもクマ鈴は全力で鳴らしてますよ。

 

旧羅漢山に着きました。

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この岩は展望岩と言われてて、上に登れば眺めは良いのでしょう。登ったことないけど。

だってロープあるけどだから何?て感じで怖いんだもん!

多分、登ることはできるけど降りれなくなりそう。

ちなみにこの岩に立てかけられている木、昔の写真を見ると梯子だったんですよ。今は見る影もなく、見るたびに朽ちてますが。

私も梯子なら登るんだけど、ロープは無理。ってことで周囲を少し探検する。

やっぱまだ葉が繁ってないので見通しは良かったですが、これと言って何もなく、恐羅漢山に戻ることにしました。

 

恐羅漢山への帰り道、十方山を望む。

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さて、恐羅漢山山頂に戻ってきて昼食です。

いつも写真が無いので、今回は撮ってみたよ。

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戸河内インター近くにある、おふくろ弁当の天むす、非常食にしてた賞味期限切れのソイジョイ、柿の種、以上。

うーん、女子力の欠片もない。まぁもう女子じゃないからいいけど。

天むすは塩気が効いてて美味しかったですよ。

 

しばらくのんびりした後は、台所原に降りることにします。

 

来た道を少し引き返すと、分岐があります。

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ここから下っていきます。

ブナやトチなどの原生林が広がってます。

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前に来たときはやはり夏で、葉が生い茂り薄暗くひんやりした風が吹く森でしたが、今日はここも明るいです。
クマの爪痕が残る巨木とかありますよ。

この辺りは広島のツキノワグマの本拠地です。クマの住処にお邪魔してるような感じ。

といっても出会いたくはないので、クマ鈴は必須です。

他に登山者もいないので、空のペットボトルを時々ベキベキ鳴らしながら歩きました。

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一面のクマザサです。

下りきって、台所原へ降りてきました

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この辺から天杉山にいけるのか~。

 

台所原平と言われる開けた場所に着きました。

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ここでテント泊できそうなんだよな~。

標識を見てもわかるように、ここら西中国山地一帯はけっこう山々がつながってて、縦走しようと思えばいくらでもできるんですよね。

その時にテント泊に利用…でも絶対、夜とかクマ出そうね。

 

ここから少し行くと、林道へ出ます。

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林道と言っても、もう使用されてないようで荒れてしまってます。

 

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昔は車が通ったのであろう、カーブミラーが多数。

 

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自撮り(笑)

 

林道は緩やかな登りで、見晴らしが良いわけでもなく暑いし、結構退屈。

なんか面白いものないかと、キョロキョロしながら歩きます。

 

これは、ネコヤナギ?微妙にゾワゾワする造形の木。

蜂が集まっててたので花なのかな?

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滝がありました。

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恐羅漢山の雪解け水があちこちで沢を作ってます。

こちら側は広見川とか匹見峡とかに続いてるのでしょうかね?

 

そんな感じで林道歩きに飽きてきたころ、終点に着きました。

朝歩いた尾根道へ戻るため登り返します。

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尾根道へ戻り、夏焼峠へ下り、朝に歩いた道を戻ります。

ヤドリギがめっちゃたくさん。

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登山口へ戻ってくるとキャンプ場で整備が行われていました。

たしか来週くらいからオープンだったかと。

フリーサイトでのんびりソロキャンプしたいなぁ。

 

恐羅漢エコロジーキャンプ場の駐車場へと戻ってきて、山行は終了しました。

 

(おまけ)

帰りに深入山に寄ってみました。

山焼き直後で真っ黒。登山道くっきり。

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山行を終えて

恐羅漢山は開発されたとはいえ、やはり遠い山ですわ。

久しぶりに旧羅漢山や台所原に足を延ばせて、楽しい山歩きができました。

いつか三段峡から十方山、聖湖など組み合わせてロングコースを周遊してみたいものです。

 

山のデータ

【トイレ】
 登山口となる恐羅漢エコロジーキャンプ場の管理棟にあります。

【コンビニ等】
 周辺にコンビニやスーパーはありません。戸河内インター近くにセブンイレブンとポプラがあります。また道の駅に併設されたおふくろ弁当もみじコロッケ店は朝7:00から営業してますので、朝イチだと出来立てのお弁当が買えますよ。

【駐車場】
 登山口となる恐羅漢エコロジーキャンプ場にあります。登山者も利用可です。

【その他】
 戸河内ICから向かった場合、恐羅漢公園線(県道252)とR191号線から大規模林道の2通りのルートがあります。恐羅漢公園線は近道ですが、狭道でいわゆる険道ですので、運転に自信がない方はR191から来られることをおすすめします。

 一番近い立ち寄り湯は、いこいの村ひろしま(11:00 ~ 20:00 大人 500円)になります。

 

山行記録

 

合計時間: 4時間40分
歩行距離: 11.32km
最高点の標高: 1348m
最低点の標高: 952m
累積標高 (上り): 997m
累積標高 (下り): 1002m